梯子を外される
これはちょっと可哀そうですね。
長が責任取らずに末端に責任を負わせる。
登らせといて梯子を外すのはこの政権の常套手段か。
中井洽元拉致問題担当相が訪中し、宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使と会談した問題に絡み、中野寛成拉致問題担当相は29日、閣議後会見で、中井氏に同行した内閣府の拉致問題対策本部職員の処分を検討する考えを示した。
中野氏は「休暇を取って同行したということで問題ないと思う」としながらも「(内閣官房の内規で)外国への渡航許可が必要であったのを失念していたのは問題。所管する部門で処分を検討されるものと思う」と話した。同本部によると、内規では一般職員が海外渡航する場合は渡航先などを申請し承認を得なければならず、違反した場合、重い時は懲戒処分の対象となる。【合田月美】
毎日新聞 2011年7月29日 13時47分
外交音痴に振り回されて人生を棒にふるのか。
相変わらずのカンチョクトは強気強気。
菅直人首相は29日午前の参院本会議で、自身の資金管理団体が外国人から献金を受けていた問題に関連し、「一般論として、首相の法令違反にかかる出処進退は、罰則が適用されるか否かが前提だ」と述べ、引責辞任を否定した。自民党の松村祥史氏への答弁。
政治資金規正法は、外国人から献金を受領することを禁止し、故意に違反した場合には、3年以下の禁錮または50万円以下の罰金に処すると定めているが、首相は繰り返し「献金者が外国籍だと知らなかった」と説明している。首相の発言は、進退を問われるのは本人が刑事処分を受けた場合に限るとし、今回の献金問題は該当しないとの認識を示したものだ。 (2011/07/29-13:13)
で、未だに返した時に当然受け取っているはずの領収書が出てないのは何ででしょうかね。
この問題を突き詰めて行くとぶち当たるのがコレじゃないかと。
掘り起こすと民主党全体に広がる可能性がある問題ですな。鳩ポッポも献金してるようですし。
そして仮想敵国と認定された海江田経産相は答弁中に泣き出す始末。
気持ち悪いのでblogに載せないので見たい人はどうぞ。
郵政問題で空手形を打ったんで怒り心頭の亀ちゃんからも見放されつつあるようで外堀が徐々に埋まってきましたね。
取り巻きの閣僚もそろそろ腹をくくって頂きたい。
満身の怒り心頭の児玉龍彦教授
根拠の無い「直ちに人体に影響がない」を連呼する内閣。
既に各国から指摘があったのに環境気象という事象を考慮せずに福島第一原発から同心円状でしか避難区域を設定しなかった内閣。
すごい原発には詳しいんだ、基礎は出来ているんだと豪語する首相。
東京大学先端科学技術研究センターのシステム生物医学教授である児玉龍彦氏が衆院厚生労働委員会で満身の怒りブチ切れてます。
中々勉強になるんで是非ご覧くださいませ。
大凡あってると思うんですが門外漢なんで間違ってたらご指摘を。
- 放射線障害は総量を見ないと意味がないとのこと。
- 短期間に浴びる場合は線量を読む事に意味があるが、長期的障害には浴びる総量を見ないと全く意味をなさないとのこと。
- 政府も東電も総量の発表が無いのはなぜか、と言及。
- センターの試算では、今回の原発で放出された熱量は広島原子爆弾の29.6個分。ウラン総量は20個分。
- 1年後の放射線汚染物の残存物が原爆では1/1000に減るのに対して原発では僅か1/10しか減らない。
- 当センターが被災地で行っている除染等の支援は放射性物質(付着物)の運搬等が必須で、全ての作業が違法。敢えて法律を破って支援。
- 早急なる法的整備が必要で、それが障壁となって各機関の協力体制が取れない。
- チェルノブイリ事故を引き合いに出しているが、統計学的には事象を証明する事は不可能であり、今回の事故に関しては統計学を引き合いに出すべきでない。
- 国難の時に政局ゲームや利権を考えてる政府に満身の怒り。
最も細胞分裂が激しい子どもや妊婦を最優先に保護すべきなのに政府は何をしているのかと激昂されてます。ごもっとも。
中国という国の本質は?
中国の常識。「上に政策あれば下に対策あり」
法律は人民の為にあるのではなく強者が弱者を抑え込むためにあるものだという認識。社会で起こる不条理に目をつぶりコネと金で知恵を絞って渦中の人にならないようにするのが常識。
と言う事のようです。
[北京 28日 ロイター] 中国の新華社は28日、同国浙江省で起きた高速鉄道の列車追突事故について、上海鉄道局が信号装置の設計上の「深刻な欠陥」によって引き起こされたとする見解を示したと報じた。
事故は23日、温州市近くの橋の上で発生。落雷による停電で線路上に止まっていた列車に後続の高速鉄道列車が追突して複数の車両が脱線し、高架下に落下していた。
新華社によると、落雷後に「赤」に変わるはずだった信号が、誤って「青」のままだったため後続列車が追突。また、安路生・上海鉄道局長は、温州駅の担当者も信号の不具合に正しく対処しなかったとして、事故には人為的な要素もあることを認めた。
不具合を起こした信号設備は北京の研究機関が設計したもので、2009年9月から稼働していたという。研究機関の名前は明らかにされていない。
温家宝首相は27日、事故原因に関する迅速で透明な調査を指示するとともに、政府が「断固とした安全措置」を講じる方針を明言。28日朝には温州入りし、事故現場を視察して犠牲者遺族を慰問した。
39人の死者を出した今回の事故をめぐっては、国民の間で政府の対応に不満の声が高まっている。インターネット上では怒りのコメントがあふれたほか、国営メディアによると27日には真相究明を求める遺族ら100人以上が駅の外に集結。鉄道省関係者らと直接話し合う場を設けるよう訴えた。
導入した車両は格好の技術を パクった ベースにしてるんですが制御機器は独自設計なんでしょうかね。
国民が喜んでるのに・・・
横山めぐみのご母堂に"吐き気をもよおす"と評されたカンチョクトですが、不感症でもあるようです。
菅直人首相は二十六日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、国民の支持を失って四面楚歌(そか)に陥っていると指摘されたのに対し、菅政権の原発事故対策を自画自賛して「国民は、そういうことについては喜んでいると思う」と反論した。
追及したのは自民党の額賀福志郎元財務相。首相が中部電力浜岡原発の停止要請やストレステスト(耐性評価)の方針を突然打ち出したとして「国民は政権に不信の念を持っている」と批判した。
首相は「四面楚歌だとは全く思っていない。私は、国民が一番求めている東日本大震災の復旧・復興と原発事故の収束を集中的に進めている」と主張。調整不足との批判も「国民的な説明が不十分だったことはあるが、理解していただければ賛成してもらえることが多い」と譲らなかった。
内閣支持率を知ってて言っているとしたら不感症どころではない答弁。
さて、国民が原発事故対策で喜んでると自画自賛しておりますが、地方自治体の長たちは見解が異なるようで。
全国都道府県議会議長会は27日の総会で、岩手、宮城、福島の3県議長が共同で提出した「菅直人首相の退陣を求める緊急決議」を賛成多数で可決した。畠山和純・宮城県議会議長は会見で「一国の総理に辞めなさいというのは不遜なことだが、首相に国民の信はない」と語った。
決議は、首相の震災対応をビジョンとスピード感に欠けるなどと批判し、「いさぎよく退陣を」と求める内容。
総会では首相のおひざ元の東京都などから「前例とすべきではない」「これまでの議長会の姿勢から考えるといかがなものか」といった慎重論も出て紛糾。しかし、「東北3県の思いは尊重しないといけない」(議長会会長の山本教和・三重県議会議長)と意見集約して議決した。
震災地東北3県から出された決議事項だそうで、"国民が喜んでる"、"国民は賛成するだろう"と自画自賛のカンチョクト見解とは真逆ですな。
セシウム汚染牛問題では農水省にハッパ掛けてるんで安心汁。
産経新聞 7月27日(水)20時20分配信
菅直人首相は27日、官邸を訪問した東北6県の各町村会長との会談で、放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に与えられていた問題に関して「危ないものは一切市場に出さない。問題があったものは国が買い上げるという方向で農水省にハッパをかけている」と述べ、放射性セシウムが検出された牛肉が流通しないよう対策を徹底させる考えを示した。
東京電力福島第1原発事故については「新たにいろんなことが出ることはないと思っている」と述べた。
官房長官が声高に「ただちに健康被害はない」と言ってたんですが、累積する汚染についちゃシラネ、と訂正した事を想起します。
こういう事が起こるってのは想定外でも何でも無くて適切に対処してれば懸案事項に必ず入ってきてるんじゃないのですかね。
そして、円高も野田財務相が考えてくれる。
そして埋蔵電力を出さない経産省と海江田経産相は仮想敵国として打ち首獄門の所存である。
産経新聞 7月27日(水)21時3分配信
菅直人首相が経済産業省に電力需給に関する情報をすべて開示するよう文書で指示したことを受け、海江田万里経済産業相は27日の衆院経済産業委員会で「私は全部開示してきた。これまでやってきたことはほとんど無駄だという思いだ」と強い不快感を表明した。
海江田氏は首相の指示文書の冒頭に「必要な情報をすべて開示すること」と明記されたことを明らかにした上で「こういう文章が最初にあるということは悔しい。信用されてないと思った」と述べ、首相の対応を批判。「私の行動に納得がいかなければ、そのときは首を切っていただくことになる」とも述べた。
首相は「脱原発依存」を推進するため、民間企業などの自家発電による「埋蔵電力」を需給計画に組み入れる意向を表明。経産省が自家発電の余剰分を160万キロワットと報告したことに不信感を募らせ、7月に入り再調査を指示した。
日朝非公式接触についちゃ中井ハマグリ氏が政府職員を引き連れてプライベートで旅行しただのと意味不明な供述をしております。
中井ハマグリ氏とはこんな人。
中井ハマグリ暴言武勇伝記録中(Rinda&Narice Diary)
松本外相がASEAN関連会合で米韓外相と対北朝鮮対応での連携を強調している最中に、中井ハマグリ氏が中国で極秘会談している訳で二元外交というか裏切り行為の何物でもないですな。
外交に疎いと言うより無能なカンチョクト。その無能の指示を真に受けて動く中井ハマグリ。動く人がいる限り、官邸占拠はまだまだ続くか。
そいや尖閣問題で責任を被せられたボディービルダー、馬渕氏が民主代表選に出馬するようだ。
是非とも推薦人20人集めて出てほしい。
民主党の馬淵澄夫前国土交通相(50)は28日、菅直人首相の後継を競う党代表選に出馬する意向を固めた。馬淵氏周辺が明らかにした。近く発売の月刊誌に立候補に向けた見解を発表し、首相の退陣表明後に正式表明する方針だ。
出馬に必要な衆参両院議員による推薦者20人を集められるかが焦点。馬淵氏は首相の「脱原発」表明などの政治手法を批判しており、現政権の不満票の受け皿を狙う。
馬淵氏は既に周辺の若手議員数人に推薦人集めを依頼、28日午後には小沢一郎元代表に近い議員有志の会合に出席し意見交換。8月には党内中間派若手との懇談も予定し、支持拡大へ動きを活発化させている。(共同)
僅か3期ですが、巷では気骨があるようでオザワンとも連携を取れれば?
アル中薬中は恐ろしや
中国は埋めたり戻したり大変ですな。
昔、中国へ行った時ちょうど高層ビルの建設ラッシュで、新築ビル建築現場の足場が竹だったのでビックリしたんだが、現地の人曰く「ちゃんと足場を組む金より事故って落ちた時の金の方が安い」。
そんな国なんで命は非常に軽い訳ですが、今回の被害者は裕福な階級だったんで対処を間違えましたね。
どんな法律でも翌日にはイエスからノーへ180度変わるのが人治国家中国。余りしつこくしてると・・・です。
そうそう、森喜朗元首相のご長男が亡くなったそうです。
石川県議会議員を2期務め、朝10時に泥酔状態で運転してコンビニに突っ込んで辞職。死因は急性膵炎による多臓器不全。極度のアル中だか薬中だとか、押尾事件で関与してるだとか噂の人でしたね。ご冥福を。
そいや、ふとイギリスのエイミー・ワインハウスを思い出したっ。
■ 【訃報】エイミー・ワインハウスさんオーバードーズ死 享年27
Birth of Blues
薬中アル中は基本治りませんね。
そいやカンチョクトはまだ領収書を作って出してないのか。
ベルセルク映画化
ほうほう。
ベルセルクが映画化されるのかっ。
以前、TVアニメんときにちらっとみましたがちょっと残念だった記憶が。
宣伝の動画を見る限り、中々良い出来ではないでそーか。
問題は声優で、変にタレントとかで固めないで頂きたい。
内容は黄金時代篇のⅠって事はⅡ以降があるんか。
漫画の方は
・黒い剣士
・黄金時代
・断罪篇
・千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇
・幻造世界(ファンタジア)篇
となってるんだな。「黒い剣士」篇は序章だからヨシとして「黄金時代」篇からって事か。
「黒い剣士」から比べるとダークファンタジーっぽくないんだよなー。
そいやBLACK LAGOONの第3期が発売されてたっ。
「BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail」って事でロベルタが大暴れする篇ですね。
借りてこなくっちゃー。
カンチョクトは2013年夏まで官邸に籠城するつもり
官邸に籠城中のカンチョクト。
見た目は堅牢でも無いのに中々落城しない。
攻め手がパーなのか、実は策士なのか。
とうとう、居直りを表明。一縷の常識も存在しないことが判明。
本人は余裕で2013年夏まで政権が持つを思ってるっぽい。
脱原発依存を根回しなしにぶち上げ、「個人的見解です」と鳩ポッポ的論法を展開。そのせいでトルコへの原発輸出が事実上頓挫。中止するにしろ推進するにしろ、相手国に対して失礼の無いようにするのが首相の責務だと思うんだが。
身内に対しても酷い。原発で命を晒してギリギリの作業を頑張ってる方々へ被曝線量上限を250ミリシーベルトへ引き上げた三日後に500ミリシーベルトに上げられないか?だと?理由はアメリカが占領しに来るから?だと?
自衛隊が東京電力福島第1原発の上空からヘリで放水した3月17日、東京・市ケ谷の防衛省に首相官邸から一通の文書が届く。タイトルは<線量限度の引き上げについて>。政府はその3日前、緊急作業時の被ばく線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたばかりだった。それをさらに国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に合わせて倍の500ミリシーベルトにする--。
第1原発は爆発が続き、高線量の中での作業が必要だった。作業員の安全を守る立場の厚生労働省にすれば250ミリシーベルトが「ぎりぎりのライン」。しかし、細野豪志首相補佐官(当時、現原発事故担当相)から「250では仕事にならない。役所をまとめてほしい」と要請を受けた長島昭久前防衛政務官は関係省庁にその意向を事前に口頭で伝えていた。
15日には第1原発から約50人を除いて「撤退」が始まっていた。菅直人首相は東電の撤退に怒りを募らせ、東電幹部に「決死隊になるんだ」と活を入れた。その後、周辺には「撤退すれば、アメリカが(事故収束のために)占領しに来るぞ」と漏らした。
「文書で正式な要請が来たか」。自衛隊員も直接、事故の収束作業に当たっている防衛省は、北沢俊美防衛相と内局上層部、自衛隊の各幕トップらが緊急会議を開いた。
250ミリシーベルトを超えると白血球数が一時的に減少する。500ミリシーベルトでは血液中のリンパ球が減って免疫機能が低下する。「500にすると発がん率が高くなる。そんなバカな話はない」「250と発表した後、すぐに500にするのでは何が安全か、現場は何を信用したらいいのか、ということになる」。反対意見が相次いだ。
同じころ、経済産業省原子力安全・保安院の幹部は、官邸からの要請に基づき、部下に「いつでも500ミリシーベルトに引き上げられるよう準備をするように」と指示した。放射線審議会を開いて省令を改正する必要があるため、審議会を所管する文部科学省との調整を進めた。
17日午後6時半すぎ、官邸に菅首相、北沢防衛相、海江田万里経産相、細川律夫厚労相、細野補佐官らが顔をそろえた。「500ミリシーベルトに上げられないか」と菅首相。北沢防衛相が「性急に上げるのは良くない」と述べた。
ICRP基準の「500ミリシーベルト」は人命救助が必要なほどの緊急時を想定している。「今後、巨大な爆発が起きてそのような事態が考えられるようなら国民に説明すべきだし、そうでないのなら引き上げる必要はないのではないか」。防衛省の総意が官邸に伝えられた。
菅首相は爆発の可能性は否定する。決定寸前で上限引き上げは幻に終わった。
未曽有の原発事故に政府内は混乱を極めた。その収束に向けた作業は、現場の「安全」と引き換えになっていく。
毎日新聞 2011年7月25日 東京朝刊
絶句でござる。
よく閣僚は一緒に仕事してんなぁと感心するよ。
そしてなぜ今北朝鮮なのか?
菅直人首相が北朝鮮への電撃訪問を模索していることが25日、分かった。首相の意向を受けた民主党の中井洽元拉致問題担当相が21、22の両日、中国・長春で北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使と極秘に接触。中井氏は日本人拉致事件解決への進展を求めたのに対し、北朝鮮側は見返りを要求したもようだ。首相は拉致問題に進展の可能性が見いだせれば、自ら北朝鮮を訪問し交渉に臨む意向だ。
日朝関係筋によると、中井、宋両氏は今春から、数回にわたり第三国で極秘交渉を行っている。日本側は拉致問題の具体的進展を求め、最終的には「日朝国交正常化と日朝首脳会談実現を目標」に協議しているとされる。これに対し北朝鮮側は「拉致問題は解決済み」との従来の主張を繰り返し、可能なのは「日本人妻の帰国とよど号犯引き渡し」であることを示唆しているという。
21、22両日の協議では、交渉の継続では一致したが、北朝鮮側は何らかの「見返り」を要求し、拉致問題の具体的進展は見られなかったもようだ。
首相は、自らへの退陣圧力が強まると予想される8月上旬を目標に、北朝鮮側との合意を目指している。電撃訪朝による拉致被害者の一部帰還も視野に入れている。
しかし、最近の対北外交をめぐっては、クリントン米国務長官が北朝鮮の金桂寛第1外務次官をニューヨークに招き、6カ国協議再開に向けた予備交渉を開くことを表明するなど、多国間交渉の枠組みが再スタートする兆しがある。このため、日本単独の対北交渉には政府内にも慎重論が根強く、「拉致被害者が全員帰ってくるなら別だが、政治パフォーマンスなら世論や党内の理解は困難だ」(外交筋)との批判もある。
これまでの日朝協議では、福田康夫政権時代の平成20年8月に、北朝鮮による拉致問題の調査再開、日本による対北制裁の緩和で合意。しかし、福田氏の首相辞任や金正日総書記の健康問題を理由に、北朝鮮側が合意を一方的に反故(ほご)にして以降、公式な政府間交渉は行われていない。
中井氏の極秘交渉について、枝野幸男官房長官は25日の記者会見で「政府への連絡は特にない。事実関係自体、承知していない」と説明。伴野豊外務副大臣も「外務省としては事前に承知していなかったし、現時点でも一切関与していない」と述べた。
どうやら拉致被害者の為に訪朝するんでなく、献金先するほど仲の良い自分の仲間、よど号犯をサルベージするのが目的のようである。
2013年夏までやる気満々のカンチョクトに引導を渡して抹殺する人がいない事自体、民主党も自民党も末期なのか。
そしていよいよ鳩山兄弟が友愛政党を立ち上げるつもりか?
★鈴木哲夫の永田町核心リポート
菅直人首相が前代未聞の官邸居座りを続けているためか、内閣支持率だけでなく、民主党の支持率も急落している。加えて、菅首相や党執行部が2009年衆院選マニフェストを、事実上、放棄する姿勢を見せたため、党内の不満も鬱積している。こうしたなか、民主党分裂の動きが顕在化してきた。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、政界大再編につながりそうな動きに迫った。
民主党の鳩山由紀夫前首相と、弟の鳩山邦夫元総務相(無所属)は7月上旬、向かい合っていた。キナ臭い政局話が主題ではなく、鳩山家の私用だった。しかし、居座りを続ける菅首相をどうすればいいのか、自然に話は及んだ。
邦夫氏が切り出した。
「菅さんは辞めるのか? 一体、どうなっているのか霧の中みたいだ」
邦夫氏は続けた。
「兄貴はどうするつもりなんだ?」
これに対し、由紀夫氏はハッキリ答えた。
「いよいよ、民主党への愛着がなくなってきたよ。若手議員らも、どんどん民主党への愛着がなくなってきてる」
もともと、民主党は鳩山兄弟に菅首相も加わってスタートした。新党立ち上げの資金も、由紀夫氏が8億円、邦夫氏が7億円を借金して用意した。このとき、菅首相は「300万円しか用意しなかった」(菅首相に近い党関係者)という。邦夫氏に言わせれば「ひさしを貸してナントカということだ」。
いずれにしても、由紀夫氏には強烈なオーナー意識がある。耐え忍んで政権交代を果たした以上、その民主党を壊すなど考えられない。「挙党一致」のために首相の座を譲ったり、菅首相と小沢一郎前代表の仲介役に徹してきた。
6月に、菅首相の「退陣偽装」にだまされたのも、「壊したくない」との思いがあったからで、その心の隙に「付けこまれた」(邦夫氏)。しかし、もはや愛着もなくなっているというのだ。
邦夫氏は「(菅首相に)母屋を取られたんだからもういい。母屋は(菅首相に)やればいい。新しい道(新党)しかないな、ということだろう」と、由紀夫氏の気持ちを代弁する。
鳩山グループの議員は、新しい道について「衆院で最低80人という数字がキーになる。その規模で新党ができれば状況は一変する。新党はいよいよ現実のものになりつつある」といい、こう続ける。
「80人が抜けると、衆院で民主党は単独過半数を割り込む。それは、次の首相指名で非民主党政権を誕生させることができる人数だ。キャスチングボートを握るに十分な数字なんだ」
昨年6月の就任以来、菅首相は政権交代時の民主党の理念や政策を、政権延命のために次々と変えてきた。先週には、マニフェスト(政権公約)見直しに言及した。「もはや民主党ではなくなった」(同)のである。
そこで、鳩山グループと小沢グループ、そこへ、邦夫氏のグループが合流しての新党が現実味を帯びてきた。
6月の内閣不信任決議案採決をめぐり、鳩山・小沢グループは迷走し、結束力も疑問視されている。だが、真相は違う。前出の3グループは、新党を立ち上げる最終段階に入っている。現状で、衆院80人が確保されたというのだ。
「新党の覚悟を持っている議員は、小沢グループで60人。鳩山グループは20人で民主党内で最低80人。そこに、邦夫氏が自民、民主両党、他会派から10人ほどを引き連れてくる。3グループ合わせて衆院で90人、参院も加えると100人超の新党になる」(小沢グループ議員)
実は、この3グループの接近は、菅首相が「小沢排除」を先鋭化させ、政策的にも失政を重ねていた昨年末から本格化していた。
「邦夫さんが、兄の由紀夫さんに『新党結成しかない』と説いた。それまでは『民主党を壊したくない』という思いが強かった由紀夫さんだったが、菅首相が挙党一致を持ちかける由紀夫さんを無視するまでに至り、むしろ由紀夫さんの方が新党に意欲を持つようになった」(邦夫氏側近)
このころから、兄弟は2日に一度は連絡を取り合うようになった。そして、小沢氏を批判していた邦夫氏に対し、由紀夫氏が「小沢さんはお前が思っているような感じじゃない。政界再編や新党というならいつでも会わせる」と盛んに勧めた。
昨年末、鳩山兄弟と小沢氏が初めて会合を持ったのも、こうした水面下の経緯があった。
鳩山グループは、不信任案採決でバラバラになった結束を、松野頼久元官房副長官らを中心に再構築。「離反者も戻ってきて、いま20人はいつでも飛び出す」(同幹部)まで立て直した。
邦夫氏は新党を視野に、自民党や民主党の中間派議員と積極的に会合を重ねている。新党結成を前提に、自民党との連立を探りながら下地を作るべく動いている。
一方、小沢氏も、不信任案採決後、毎晩のように議員と一対一の対話を重ねている。
「小沢さんが主導して積極的に会っているのは、グループ全員ではなく不信任前夜に集まった衆院の71人。新党の最終確認をしている。何人かはこぼれそうだが、60人は固まった」
新党の理念は、今年2月の小沢一郎政治塾での小沢氏の講演にある。小沢氏は「これからの政治は2つの共生がキーワードになる。1つは国家間・人間同士の共生、もう1つは自然との共生だ」と語った。
気づかない議員が多いが、前者は由紀夫氏の「友愛」、後者は邦夫氏の持論だ。「これは小沢さんの『一緒にやる』というメッセージだ」(小沢氏側近)という。共生を理念・政策に掲げた保守新党となる。
新党の顔は誰なのか?
「ズバリ、舛添(要一元厚労相)、新党改革代表」だと、鳩山グループ議員は話す。
「その日のために、邦夫さんが舛添さんをつないできた。舛添さんは、小沢さんには警戒心を抱いているが、それを払拭するために邦夫さんや由紀夫さんが説得している。党首に迎えられれば首相の可能性があるため、舛添さんも過去の恩讐は乗り越えるはず。舛添をシャッポにした、小鳩・鳩新党だ」
別の鳩山グループ幹部は「まず、両院議員総会を開き、規定がない代表の解任規定を設け、これを可決する。党内の大半が賛成するだろう。そこまでは筋を通す。しかし、代表をやめさせても首相は辞めさせられない。居座りを続ければ政局だ」と発言。
続けて、「次は不信任決議。自民党が会期内にもう一度、出せば賛成するし、次の臨時国会でというなら、やはり賛成する。菅首相は恐らく解散するだろう。万が一、総辞職しても、路線変更した、枝野(幸男官房長官)や野田(佳彦財務相)、岡田(克也幹事長)らとは一緒にやれない。『言うことをすべて聞きます』とひれ伏すなら別だが、あり得ない。いずれにしても新党の覚悟はできた」と語る。
そして、新党結成後のシナリオについては…。
「自民党といったん連立して、左に寄ったいまの民主党をブチ壊す。その後には、自民党と保守二大政党という形を目指す」(同幹部)
最近、鳩山兄弟はこんな会話も交わしたという。
「民主党を壊して新党を作る。兄さん、辛くないのか? オレは逃げちゃったけど、兄さんはオーナー。その民主党が壊れるんだから」
「いや。ハラを固めた」
「不信任決議案に賛成したら、もう民主党にはいれない。自民党と連立する道しかないが、それでもいいのか?」
「それを含めてね。ハラは固めたんだ」
■すずき・てつお 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、東京MXテレビ編集長などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など多数。
嘘か真か・・・。
昆虫クラン
家に帰ったら何故かヌコが一匹増えててビビったナリスです。
わんにゃん動物園と化してきたな。
一方、ちょっと賑やかになってきた当クラン。
バッタやらカマキリやらテントウムシやら昆虫アクセ保持者がわんさか。
C'est la vie で詳しく紹介してるのでご参照を。
さて、巷では破滅スクロールと言うまさに破滅を招くスクロールが蔓延しております。
神聖とは異なりOE成功率はそのまま、但し失敗しても強化値は維持、というシロモノです。
ギランではDAIが120~150Mくらい、ZELが80~100Mくらいで見たかなー。
覚醒後はゴミ確定のS装備。
実益を損なわない程度に趣味に走るのが良さそうだ。
R装備はよくドロップするらしいし。
"見た目"だけを重視した結果、アスタロト大侯爵武器がお気に入りです。
二刀はやっぱり左右同じ武器がいいよねーっ。シルがどうしても許せないっ。
今のアスタロトはろいちょいさんの薦めによりアスタロト+9(小侯爵)です。
これが何処まで行けば既存愛刀、ベス二刀+7やベリエル二刀+7と並ぶのか。
攻撃力 | 魔法力 | 攻撃力 | 魔法力 | ||
ベリエル二刀+7 | 571 | 227 | アスタロト+16 | 579 | 267 |
ベス二刀+7 | 548 | 220 | アスタロト+13 | 543 | 243 |
って事で取り急ぎアスタロト+13(中侯爵)にしてみた。
SSは撮り忘れたっ!
それにしても赤くならないとベリエル二刀+7は超えられないのか。
大侯爵への道は険しいな。
見た目と言えばアヒル口ってのがいいそうだ。
なぜモテる!?じゃあアヒル口男子・女子の画像求む! NAVERまとめ
更には近年、目力が注目されてるらしい。
アヒル口は天然性が高いが目力って化粧力じゃないのかと思ったり思わなかったり。
その目力ってのはよくわからんがこういう事か?
白目をさせたら天下一品、石破茂。
それとも呪怨か?
いやいや元祖のほうか?貞子か?
あなたならどの目力に惚れる?
ノルウェー連続テロ事件
ノルウェーの事件はどんな背景があろうが希代の大量殺戮者。
【オスロ】ノルウェーの首都オスロと郊外のウートオイヤ島で起きた連続テロ事件で、警察は32歳のノルウェー人の男を訴追した。犠牲者は合わせて少なくとも92人に上っており、ノルウェー国内で第2次世界大戦以降最悪の事件となった。
訴追されたのは、ノルウェー人でオスロ在住の男。報道によると、男の名前はアンネシュ・ブレイビクで、金髪で青い目をしているという。警察は男の名前を明らかにしていないが、容疑者が会員制交流サイト「フェイスブック」に自分について、極右のキリスト教徒で反イスラム教的な考えを持っており、農園を経営していると書き込んだという報道を認めている。報道によると、容疑者は2つの武器を自分の名前で登録、所持していた。ノルウェーの法律によると、テロ行為には最高で21年の禁固刑が科せられる。
警察によると、犠牲者のうち85人は22日夕方に発生したウートオイヤ島での銃乱射事件で死亡した。島では与党労働党の青年部がサマー・キャンプを行なっており、事件発生時には約600人が島に滞在していた。死亡者の多くは10代の若者。また、この数時間前にオスロ中心部の官庁街で起きた爆発事件では、少なくとも7人が死亡した。
オスロ警察の広報担当者Sveinung Sponheim氏によると、容疑者はオスロの中心部で自動車爆弾を爆発させたあと、車でウートオイヤ島に向かい、警官隊が駆け付けるまで1時間以上にわたって拳銃1丁と自動小銃1丁を人々に向けて無差別に発射したという。目撃者によると、複数の人間が犯行に関わった可能性があるが、警察はまだ捜査を続けている。
警察によると、容疑者は事件後、直ちに投降し、尋問に応じているという。取り調べは数日間続く見通し。警察は事件の背景に政治的な動機があるかについては明らかにしていない。容疑者には既に弁護人が任命された。
事件が最初に通報されたのは現地時間22日の午後3時26分、オスロ中心部で爆発が起きたというものだった。その後、ウートオイヤ島での乱射事件が通報されたのが午後5時38分、警察が島に渡るために本土の埠頭に到着したのがそれから40分後で、容疑者が逮捕されたのはそこからさらに50分後のことだった。
目撃者がノルウェー国営のNRKラジオに語ったところによると、容疑者は警察官の服装をしており、現場にいた若者を集合させてから銃を発射、多くの人が海に飛び込み泳いで逃げようとしたという。
オスロ警察の警部はノルウェー日刊紙VGに対し、警察は島で銃を発射した人間がもう一人いる可能性を捜査していることを明らかにした。報道によると、目撃者は警察官の制服を着ていない男も銃を発射したと話している。
スカンジナビア地方では過去に、社会民主主義を支持する政治家が狙われる事件が発生している。2003年にはスウェーデンのアンナ・リンド外相が首都ストックホルムの中心部で刺殺される事件が発生した。1986年にはスウェーデンのオロフ・パルメ首相が銃で暗殺された。
また、スカンジナビア地方では近年、イスラム過激派による事件も発生している。2010年12月には、スウェーデンの首都ストックホルムの繁華街で自爆テロが発生、犯人が死亡した。9月には、7月にオスロとドイツのデュイスブルクで逮捕された3人の男のうちのクルド系イラク人の男が攻撃を計画していたことを告白した。標的はイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載したことで知られるデンマークの新聞ユランズ・ポステンとみられている。
ノルウェーのテレビ局は22日、「世界の聖戦の支援者(Helpers of the Global Jihad)」と名乗るグループが「これは始まりでしかない」と述べたと報道したが、このグループが今回の連続テロを行なったかははっきりしないとしている。
情報分析会社のStratfor Global Intelligensは、連続テロ事件の影響が欧州各国に広がるかどうかは、誰が犯行に関与したかによるとの見方を示した。
Stratfor Global Intelligensによると、今回の事件が個人の犯行であれば、ノルウェー国内で治安体制の見直しがされる以上の影響はほとんどないとみられるが、極右やネオナチの傾向のある人物やグループが事件に関与していた場合、欧州全体で極右への支持は一時的に減少する可能性があるという。一方で、長期的な影響はなさそうだと指摘している。
ノルウェー警察は今年3月の報告書の中で、右派過激派の集団が活動を活発化させていると警告したが、右派過激派のグループや個人はノルウェー社会に対する大きな脅威とはなっていないと結論づけていた。
オスロでは、爆発事件の影響で首相ら政府のトップのオフィスが入居する高層ビルの窓が吹き飛んだり省庁のオフィスが破壊されるなどの被害が出ているが、ノルウェーのストールベルゲ法務相は政府の機能は損なわれていないと述べた。
連続テロから一夜明けた23日、軍が人通りの少ないオスロの通りのパトロールを行なった。オスロでは官庁街に続く道路はほとんど封鎖されているが、警察は市民への自宅待機の要請を解除した。
大量殺人事件に関するメモ。英語版WikipediaのUser:Knulclunk/massacreを参考に作成した。ただし、一部は独自調査。ここで大量殺人(mass murder, massacre)とは、以下のような条件に合致するものを指す。
1、 戦争による大量虐殺ではない。
2、1人、あるいは数名の犯行によるもので、組織だった犯行ではない。
3、数時間から、長くても数日の間に犯行が行われた。(数ヶ月、あるいは数年にわたって犯行が行われたものは、通常「連続殺人(serial killer)」と呼ばれる)
4、爆弾テロや放火ではなく、銃や刃物等による犯行であること。
事件名
被害
犯人
1
宜寧事件(1982年)
短時間の大量殺人としては史上最悪の犠牲者数を出した事件。犯人は現職の警察官で、凶器は警察の武器庫から持ち出したカービン銃と手榴弾。最後は人質3人を巻き添えに手榴弾で自殺した。死者数にはいくつかの説(56、58、61人など)があるが、いずれにしても史上最悪の座は揺るがない模様。
死者57
負傷者35
禹範坤
2
ポートアーサー事件(1996年)
オーストラリア・タスマニアのレストランやその駐車場、少し離れた山荘などでAR-15アサルトライフルを乱射。事件後、ミリタリータイプのアサルトライフルの輸入・販売を禁止する法律ができた。犯人は逮捕され、現在も終身刑で服役中。ブライアントのIQが66しかないこと、未だに動機がはっきりしないことなどから、「真犯人は別にいる」説、「すべては銃器規制推進派の陰謀だ」説などもささやかれている。
死者35
負傷者37
マーティン・ブライアント
3
バージニア工科大学銃乱射事件(2007年)
大学の寮と教室で拳銃を乱射。犯行後自殺した。犯行の前に、TV局に予告ビデオを送りつけていた。なお、犠牲者数はVirginia Tech Review Panelの公式報告書に記載されたもの。このほかに、逃げようとして転んだりしてケガをした人が6人いる。
死者32
負傷者17
趙承熙
(チョ・スンヒ)
4
津山事件(1938年)
長い間、大量殺人事件の世界記録だった。犯人は犯行後自殺した。詳しくはこちらを。
死者30
負傷者3
都井睦雄
5
マクペラの洞窟虐殺事件(1994年)
マクペラの洞窟に集まっていたムスリムを無差別に銃撃。どちらかというと「大量殺人」よりは「テロ」の部類に入るか。
死者29
負傷者125
バールーフ・ゴールドシュテイン
首都オスロ―での爆発テロ。
ウートオイヤ島でのテロ。
犠牲者の方々のご冥福を。
京滬高速鉄道(北京-上海)事故
日本の新幹線技術をなめるんじゃないっ。
中国鉄道部(鉄道省)の王勇報道官は7日、国営新華社通信の取材で、中国の高速鉄道(高鉄)について日本メディアが「日本の新幹線のコピー」と非難していることに対し、「技術の多くは日本の新幹線よりはるかに優れている」と反論した。さらに「中国は国際法規に基づき喜んで日本に関連技術を提供したい」と整備新幹線計画に参入する意欲も示した。新京報が8日伝えた。
王報道官は、日本の一部メディアが中国の高速鉄道を「日本の新幹線のコピー」と非難していることに対し、高速鉄道と新幹線を「同列に論じることはできない」と反駁し、高速鉄道の技術の多くは新幹線を「はるかにしのいでおり」、「速度面でも快適さでも大きな差がある」と主張した。
王報道官によると、中国の高速鉄道はすでに1900件以上の特許を出願しており、さらに481件が受理されている最中という。
中国が高速鉄道技術の特許を海外で申請することに日本で反発が広がっていることについて、王報道官は、どんな特許を申請したのかもはっきりしないうちから強烈な反応を示すのは「自信のなさの現れ」だと述べた。川崎重工が「契約違反であれば法的措置をとる」としていることについては、「中国に対して訴訟を起こすというのなら、お好きにどうぞ」と述べた。
王報道官はさらに、日本が整備計画をしている全長870キロメートルの5本の新幹線について、「中国は国際法規と国際貿易ルールに基づいて、喜んで日本に関連技術を提供したい」と参入に意欲も示した。(編集担当:阪本佳代)
このアメリカで特許申請していると言う"南車集団"の「CRH380A」という車両は川崎重工等が開発した「はやて」(E2系1000番台)をベースに開発された「CRH2C」の後継機。
この「CRH380A」は上海-北京を結ぶ京滬高速鉄道(2011年6月30日開業)で採用されとりますが、4日間で3回も故障だそうな。まぁ日本の変態的技術とは違うので仕方ない。
そこへこの報。
【北京=関泰晴】新華社電などによると、中国東部・浙江省温州で23日午後8時半(日本時間同9時半)頃、北京発福建省福州行きの高速鉄道列車が、止まっていた浙江省杭州発福州行きの別の高速鉄道列車に追突、杭州発の列車の2両が橋から川へ落ちた。
新華社は、この事故で11人が死亡、89人が病院に運ばれたと伝えた。上海の日本総領事館は日本人が事故に巻き込まれていないかどうか調べている。突貫工事が続いた中国の高速鉄道は、安全性をめぐって不安の声が出ていた。
中国中央テレビによると、事故当時に付近で落雷があり、信号システムが故障した杭州発の列車が線路上で止まっていたという。追突された列車は満員で、1300~1400人の乗客がいたとの情報もある。落下した車両に乗客が閉じ込められている模様。現場で消防当局の救急隊員が乗客の救出にあたっている。
(2011年7月24日01時46分 読売新聞)
2011.7.25 06:53
中国浙江省温州市で23日夜に起きた、高速鉄道の事故を受け、これまで中国側に技術供与をしてきた国内鉄道関連メーカーにも波紋が広がっている。事故から一夜明けた24日、国内各社は、現地支社などを通じて情報収集を進めるなどの対応に追われた。
「中国当局の検証結果を待ち、技術的な支援要請には真摯(しんし)に対応したい」。国内鉄道車両大手の担当者はこう語った。
中国の高速鉄道計画をめぐっては、シーメンス(独)、ボンバルディア(カナダ)など海外メーカーに加え、日本勢も川崎重工業を取りまとめ役に、日立製作所、三菱電機などが車両、部品面での技術供与を重ねて中国の鉄道国産化を支援してきた。
追突したCRH2型は東北新幹線「はやて」がベースで、川重の技術を基に中国の国有企業「中国南車」が主に製造。120編成、960両を既に中国鉄道局に納入した。
国内には支援に前向きな声が多いが、中には「対応は中国の出方次第」と慎重な意見もある。
中国鉄道省は日独などの技術供与を無視し、「自主開発」として米国などで国際特許手続きを進めている最中だ。事故の検証次第では、特許紛争を複雑化させる恐れもあり、各社とも推移を慎重に見守っている。
で、どうやら事故を起こした車両は「CRH2C」らしいですね。
当初11名の死亡でしたが7月24日朝の段階で死者43人、負傷者190人以上。
【温州(中国浙江省)=河崎真澄】中国浙江省温州市で23日夜に起きた高速鉄道列車の追突脱線事故で、死者が24日夜までに43人に増えた。国営新華社通信が報じた。負傷者は190人以上。鉄道省は同日、上海鉄道局の竜京局長ら幹部3人を更迭した。
事故原因としては、列車衝突防止システムの作動不良や、運行指令の連絡態勢の問題などが指摘されている。中国が誇る高速鉄道の安全性への信頼を失墜させる事態で、胡錦濤国家主席は張徳江副首相を現場に派遣、鉄道省などに対し事故原因の徹底究明を指示した。
上海の日本総領事館によると、死者に日本人は含まれていない。新華社によると、鉄道省は24日、事故について「落雷による設備故障が原因だった」との見解を示した。
この事故は、浙江省杭州から福建省福州に向かっていた「D3115」(乗客約900人)が何らかの理由で急停車したところに、北京発で福州行きの列車「D301」(乗客約500人)が追突。D301の車両4両が約20メートルの高架橋から落下した。
追突したD301は、6月30日に開業した北京-上海間の高速鉄道(中国版新幹線)を経由、さらに南下する路線を走っていた。D301は日本からの技術供与で中国で製造された「和諧(わかい)号」。時刻表によると、追突したD301がD3115よりも先に現場を通過するダイヤだった。
事故原因の徹底調査の為に徹底的に埋める決意。
【温州(中国浙江省)隅俊之】中国浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道の追突事故で、鉄道省の王勇平報道官は事故発生から丸1日が過ぎた24日深夜、現地で初めて記者会見し、双方の列車から運行記録装置(ブラックボックス)を回収したことを明らかにし、「状況が判明すれば直ちに公表する」と明言した。追突した列車の運転士(死亡)と運行管理センターとのやりとりなど、事故を巡る人的要因の有無も大きな焦点になりそうだ。
一方、事故現場では24日午前、追突して高架橋から落下した先頭車両が重機で粉々に砕かれ、土中に埋められた。計器類などがある運転室も埋められたため、インターネット上では「証拠隠滅ではないのか」との批判が高まっており、事故原因について情報開示がどこまで進むかも焦点に浮上している。
事故は浙江省杭州発福建省福州南行きのD3115列車が停止し、後続の北京南発福州行きのD301列車が追突。報道官は国営新華社通信などの取材に「落雷による設備故障が原因」と語ったが、会見では「具体的な原因は調査中」と述べるにとどめた。
一方、25日付の中国紙「新京報」は追突原因について、落雷で衝突回避システムがダウンしたとの見方のほか、先行列車の運転士が停止情報を運行管理センターに送っていなかった▽運行管理センターから追突した列車に適切な停止指示が出ていなかった▽追突した列車の運転士が危険情報の通報システムのスイッチを切っていた--といった人災の可能性を指摘。
追突した列車の運転士は死亡しており、当局はブラックボックスの解析を通じて事故直前の運転士の対応や、事故前の信号機確認の状況、運行管理センターとのやりとりを検証するとみられる。
中国メディアなどによると、先行列車はカナダの技術を生かした車両で、追突した後続車両は日本の東北新幹線「はやて」の技術をベースにしている。だが、制御システムは中国独自に開発されたもので、さまざまな技術を寄せ集めたことによる安全面への影響も調査対象となる見通し。
一方、追突した先頭車両が土中に埋められたことに対して、王報道官は会見で「地面がぬかるんでおり、機械を現場に入れるための危険回避の措置だ」と反論。ただ、検証作業は24日に行われておらず、当局はむしろ運行再開を急ぐ方針を打ち出している。
車両の埋設は、「証拠隠滅」ではなく、「発展の象徴」である高速鉄道のイメージダウンを最小限にとどめたい中国指導部の意向が反映されている可能性もある。
毎日新聞 2011年7月25日 11時32分(最終更新 7月25日 11時35分)
光速で埋められる車両。
20時間ぶりに2歳の生存者が救出されたと報道がありましたが・・・まさか遺留品だけでなく遺体もついでに埋めてないよね?
中国浙江省温州市で23日、高速鉄道の列車が別の高速列車に追突して双方の一部車両が脱線、追突した列車の4両が高架橋から転落した事故で24日、43人が死亡、210人が負傷したと、国営通信、新華社が伝えた。死者のうち2人は外国人としているが、上海の日本総領事館によると、死者、負傷者の中に日本人はいなかった。
事故を起こしたのは、浙江省杭州から福建省福州に向かっていた列車と、北京から福州に向かっていた列車。事故があった2本の列車はいずれも当初、最高時速380キロの最新型とは異なるとみられていたが、追突した車両は、車体に書かれた形式番号から、日本の川崎重工の技術などを基に開発された最新のCRH2型とみられる。
また、追突した後続の列車は北京-上海線を経由して、福州に向かう途中だったことも判明。北京-上海線でも同様の大事故が起きるリスクがあることが分かった。
同時に、鉄道ミステリー作家、西村京太郎も仰天(!?)の事実が分かった。なんと、追突した列車は時刻表の上では、衝突された列車よりも前に温州を通過するはずだった。いつの間にか、どこかで、ひょんなことから追い抜いていたのだ。
順序が入れ替わった原因は調査中だが、各地の鉄道管理当局の管轄地域が複雑に入り組んでいることが影響した可能性もある。この追い抜きが事故原因のひとつとなったとも考えられるが、新華社によると、鉄道省報道官は24日、「落雷による設備故障」が原因だったとの見解を表明。落雷に伴い、列車衝突回避に欠かせない制御系統に重大な問題が生じた可能性を指摘した。
また、中国鉄道省当局は24日、事故を受け、上海鉄道局の局長ら幹部3人の更迭を決めた。
落雷の影響で車両がワープしたっぽい。