外国人世帯が生活保護を受給している割合とか
生活保護世帯が取りざたされてますが、外国人受給世帯が4万世帯突破だそうです。
実際に日本人だって生活保護を受けてる訳ですし、世帯数の絶対数がどのくらいあってどの程度の割合かわからないと安易に多少の判断は出来ませんね。
生活保護自体は運用や基準等の問題があるにしてもセーフティネットとして有効ですし、無ければならない制度でしょう。また一部の不埒な不正受給が居るだけで大半は保護を受けなければならない、という事を踏まえておくことは大事です。
今年度の生活保護費が当初予算で3兆7千億円に達し、不正受給に対する厳罰化など給付適正化の議論が進む中、生活保護を受けている外国人の世帯が4万世帯を超え、過去最多を更新したとみられる。日本に永住、在留する外国人の数は横ばい傾向だが、新たに生活保護を受ける外国人世帯は増加している。厚労省によると、平成22年7月現在、外国人の生活保護受給世帯は4万29世帯で、前年同期約5千世帯増加した。
昭和32年から始まった世帯別の統計では、41~61年は外国人の統計が残っていないものの、外国人受給者の推移などから、これまでに4万世帯を上回ったことはないと推定され、22年に過去最多を更新したとみられる。
外国人が世帯主の受給者数は6万8965人(22年平均)だった。
法務省の統計では、日本に永住、在留する外国人は215万人前後で、ほぼ横ばいで推移。平成17年から20年までは年約1千世帯のペースで受給世帯が増加していたが、21年に前年同期比約4千世帯増。近年は特に増加傾向が加速している。
国籍別では、韓国・朝鮮人(2万7035世帯)が全体の3分の2を占め、次いでフィリピン人(4234世帯)、中国人(4018世帯)と続いた。
◆ 国勢調査(H22)による外国人並びに世帯数
・世帯総数 5417万1475世帯
世帯数(世帯主)
人数
外国人
109万3,139世帯
(外国人のいる世帯数)
164万8,037人
中国国籍
23万8,147世帯
46万**459人
朝鮮・韓国国籍
19万**246世帯
42万3,273人
ブラジル国籍
6万5,125世帯
15万3,166人
フィリピン国籍
3万8,540世帯
14万5,950人
日本国籍
30万**716世帯
※外国人人口の多い上位4ヶ国の比較。
※日本国籍:日本人が世帯主で世帯に外国人がいる世帯
一般世帯 | 生活保護世帯 | ||
総世帯数 | 5417万1475世帯 | 136万1149世帯 | 2.5% |
外国人世帯主数 | 79万2423世帯 | 4万**29世帯 | 5.1% |
日本人世帯主数 | 5307万8336世帯 | 132万1120世帯 | 2.5% |
(国別) | |||
中国 | 23万8147世帯 | 4018世帯 | 1.7% |
朝鮮・韓国 | 19万*246世帯 | 2万7035世帯 | 14.2% |
フィリピン | 3万8540世帯 | 4234世帯 | 11.0% |
こうして見ると中国人国籍世帯は生活保護を受けている世帯が少なく、朝鮮・韓国国籍の世帯が圧倒的に多いですね。14.2%は異常ですよね。