こけら落とし
やっぱりですね。
2011年2月15日 朝刊
一人当たりのGDPが基準になるのはわかる話しですが、政府内でODAを出すか出さないかの二択の論議はしてほしくないもんです。
ドイツ、フランスなんかは中国より遥かGDPは下位にあるのにODAを増額だと書いてます。ODAの中身がわからないので何ともですが、折角公式でGDPが抜かれた訳ですから外交カードとして返済を迫ったりして揺さぶるべきでしょうに。尖閣問題もあるしね。
このODA継続を願う外務省ですが、駐中国大使の丹羽宇一郎氏が提言してるんでしょうな。丹羽大使と言えば尖閣問題んときに中国の下級官僚の呼び出しにほいほい応じたんで当時の仙谷健忘長官殿からお叱りを受けたんじゃなかったかな。
中国と言えばODAを受けながらアフリカへのODAを強化していると言う人の身銭で恩を売ってる事をしてるのが問題かと。2006年の中国アフリカ諸国サミットで約100億ドルの債務減免等の優遇措置をしたりしてますよね。アフリカへの影響力を拡大する目的であるのは明らかで大量に眠ってる資源狙いな訳です。
ちなみに日本は5年間で最大40億ドルの低金利融資を表明してます。規模がちゃいますねん。
既に中国企業1000社以上がアフリカへ進出し、100万人以上が在住してるそうな。中国のアフリカ支配が行われてるのかっ。
という事で是か非かでなく外交技術をもう少し駆使して揺さぶらなきゃ自国に有利にならんのです。アッ、自国って中国じゃないお!
中国と言えば漢字です。漢字は難しい。
これ読めます?
「杮落とし」
「杮(こけら)」と「柿(かき)」とは違う漢字のようです。
クラチャでも話題になったんですね。読めるか?と。
散々読めない人続出で笑った後にきたよ、これ。
涙目オリンしてたんですが、思わずカタマッタ。
柿を落とすってなんですか!?
こけら落し
杮落し(こけらおとし)とは、新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことである。演目はそれぞれの劇場の特性に合わせた内容で、概ね慶事の内容であることが多い。「杮(こけら)」とは木片のことであり、建設工事の最後に木片を払うことが語源になっている。転じて陸上競技場、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「杮落し」と表現される場合があるが、本来は劇場に用いる言葉であるため誤用ではないかという意見もある。歌舞伎発祥の言葉に、「杮落しを見ると寿命が延びる」というものがある。
「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒が繋がる)」である。しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、例えば『康熙字典』では逆になっており、両方とも「柿(木部五画)」とするものや、両字は同じ字の別字体と説明するものもある。これを根拠にして、JIS規格では「柿(木部五画)」が両方の字を包摂するものとしている。これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、字義を考えれば「こけら」は「杮(木部四画)」で書くべきとする説もある。