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2012
0803
Fri
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内閣不信任案提出だってさ。

さてさて。

野田総理の強引さが裏目に出てしまいましたね。

三党合意までは良かったんでしょうが、肝心かなめの足元から造反者離党者続出で内閣不信任決議案の提出を許す事に成りそう。



 共産党や新党「国民の生活が第一」など野党6党は3日午後、国会内で党首会談を開いた。野田内閣に対する不信任決議案提出について協議。各党は消費増税関連法案の成立阻止を目指しており、関連法案の採決前の週明けにも不信任案を共同提出する見通しだ。

 党首会談は、共産、社民、みんなの3党が呼び掛けた。衆院への不信任案提出には51人以上が必要だが、統一会派を組む新党きづなと合わせて47議席を持つ生活が同調したため、提出が可能となった。党首会談には新党日本も参加。衆院に議席のない新党改革も同席した。 

 不信任案は、自民、公明両党が賛成し、民主党から15人が賛成に回れば可決される。ただ、自公両党は民主党と増税法案の修正で合意しており、増税阻止を目的とした不信任案には同調しない方針。ただ、自民党は「野田内閣を信任するわけにもいかない」(幹部)として、独自に不信任案の提出を検討している。

 増税法案について、自民党は8日採決を主張しており、民主党が盆明けの20日に採決する日程を提示したことに態度を硬化させている。同党が8日の採決に応じない場合は、野田佳彦首相の問責決議案を参院に提出する構えだ。(2012/08/03-15:28)


結局、7党首が寄り合って内閣不信任決議案を提出するようです。

国民の生活が第一(小沢一郎党首)、新党きづな(内山晃代表)、日本共産党(志位和夫幹部会委員長)、社会民主党(福島瑞穂党首)、みんなの党(渡辺喜美党首)、新党日本(田中康夫代表)、新党改革(枡添要一代表)の7党。

会派では

国民の生活が第一・きづな 47名

日本共産党 9名

社民党・市民連合 6名

みんなの党 5名

改革無所属の会 4名

50人以上の賛同者が必要、という規定は取りあえずクリアですね。


この内閣不信任決議案てのは、慣例として一事不再議原則により同一会期中に1度しか提出できないそうで、この不信任案が否決された場合は野田内閣断然有利です。

もし可決されれば、「10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない」と日本国憲法で定められてます。

さて、この内閣不信任決議案が可決されたケースってのは4例しかないですね。

第2次吉田内閣(馴れ合い解散)

第4次吉田内閣(バカヤロー解散)

第2次大平内閣(ハプニング解散)

宮沢内閣(嘘つき解散)

直近の宮沢内閣で自民党から分かれたのが後の民主党の核になってますね。


今回の不信任案提出が可決されるか否か、或いは狙いは何だ、という話になると少し微妙ですね。

まず、御題目が「消費税増税法案の成立阻止」が主目的。

これだと自公は三党合意があるので賛同出来ませんね。野田総理が解散を先延ばしするようでしたら賛同理由が出来ますが、「消費税増税法案阻止」のタイミングで出される不信任案に賛同すれば筋が通りません。

すると、解散総選挙を睨んだ民主・自民・公明への揺さぶりですかね。新たな造反離党者を狙ってるならさすが破壊王オザワンですな。まぁ彼の政治的影響力を高めるには、この選択肢くらいしかありませんが。


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