マルチ山岡大臣、東北とEU、中国に喧嘩を売る
まぁ言葉尻を捉えてこき下ろすのは好きではないんだがね。
山岡賢次国家公安委員長・消費者問題担当相は5日、内閣府職員への年頭の訓示式で
「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」
と述べた。欧州債務危機の拡大で単一通貨ユーロ圏が崩壊する可能性を指摘したとみられるが、日本を含む関係諸国が危機回避に取り組む中、不適切な発言との批判は免れない。野田佳彦首相は参院で問責を受けた山岡氏をなお擁護しているが、適格性に改めて疑問符がつき、1月下旬召集の通常国会を前に更迭は避けられそうにない。山岡氏はさらに
「金融・経済の大津波がやってくる」
などと金融・経済危機を3度も「津波」にたとえた。それらの危機に備える際、「政治の混乱が一番良くない」と問責を受けたことを人ごとのように表現した上で、「(危機に)対処できる政治体制を与野党問わず整えていかなければいけない。危機感を強く持っている」と続投に意欲を表明した。
「今年も良い年でありますよう改めてお願い申し上げる」
と締めくくったが、「今年も良い年」との認識も東日本大震災の被災者への配慮に欠けていると受け取られかねない。訓示式には山岡氏のほか、藤村修官房長官ら6閣僚が参加した。
ユーロ経済圏の危機も東日本大震災も他人事なんでこういう発言になるんだろうな。
元々、養父である小説家の山岡荘八(ペンネーム)の「山岡」性を勝手に名乗ったり、アイヌ民族を蛮族と発言したり、グレーゾーンとされてるパチンコ景品の換金を合法化しようとしてたり、マルチ商法をネットワークビジネスと称して支援してるような人なんで失言云々より人として信頼できんと思ってます。
5000円札に描かれている新渡戸稲造の「武士道」を読んでみるといいよ。
読んでも理解出来んと思うが。
名誉の巌の上に建てられ、
名誉によって守られてきた国家は、
今は屁理屈の武器でもって武装した三百代言の法律家や、饒舌の政治家の手に落ちようとしている。
新渡戸稲造「武士道」
水戸黄門でおなじみの水戸光圀は日本人の魂についてこう語ってる。
「戦いに臨んで討ち死にする事は、難しい事ではない。それはどのような野人でもできることである。しかし、生きるべき時に生き、死ぬべき時に死ぬことこそ、真の勇気なのである。」
日本人の魂、武士道を秘めた人は殆ど絶滅しているので、政治家にそれを求めても無駄なのでしょうかね。