本当に退陣する気あるんかね?
誰しもそう思ってても本人は違う事を考えて言っている、という事が散見された一連の退陣騒動。
8月10日(ブルームバーグ):菅直人首相は10日午前の衆院決算行政監視委員会で、公債発行特例法案と再生可能エネルギー法案が成立すれば、両法案と第2次補正予算成立を条件に退陣するとした自らの言葉を実行に移す考えを示した。
東順治氏(公明)が退陣時期を明示するよう求めたことに対し、答弁した。菅首相は両法案と2次補正成立が若い世代に責任を引き継ぐ「一定のめど」としてきた自らの考えは「今も変わっていない」と強調。その上で、退陣時期に関して「2法案が国会で審議をされている時に言うのは適切ではない。成立した時には、私の言葉をきちんと実行に移したい、こう思っている」と訴えた。
首相は「私自身は権力欲を満たすために総理を続けたい、そんなことは一切考えていない」とも語った。
民主、自民、公明の3党が9日午後の幹事長会談で、民主党が高速道路無料化など2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた主要政策の見直し方針と赤字国債を発行するための公債発行特例法案を「速やかに成立させることとする」と明記した確認書で合意。同法案は今国会で成立する見通しとなった。
民主党の岡田克也幹事長は9日午後、国会内で記者団に対し、首相退陣に向けた環境整備について「これが成立すれば1つが満たされたことになる」と指摘。3法案が成立すれば首相が辞めると思うかとの質問に対しては、「思うではなくてお辞めになります」と応じた。
岡田氏は残る再生可能エネルギー法案についても「わが党としては今週中に衆院本会議ということを期待している」と述べ、週内の衆院通過を目指す考えを示した。
民主党の得意の柳腰によってバラマキ3k法案(子ども手当、高速道路無料化、農家戸別所得補償)を大幅に見直す事を生贄に退陣環境を整えてます。
だがしかし、
「私の言葉をきちんと実行に移したい、こう思ってる。」
とは必ずしも退陣を指すものでは断じてない!
と開き直る総理の姿が目に浮かぶ。
特例公債法案に加えて、再生エネルギー特別措置法も月内に通りそう。孫社長が良かったね。
で民主党執行部は、2011/8/28に民主党代表選で月内に首相指名選挙を行う予定らしい。
そいや代表選って党員・サポーターと民主党国会議員が投票するんだが、相変わらず外国人OKのままだよね?
党員・サポーター - 民主党 via kwout
オザワンvsカンチョクトの代表選では
・サポーター 300ポイント
・地方議員 100ポイント
・国会議員 812ポイント
だったんだが、国会議員は減ってる分、外国人を含むサポーターの比率が上がるな。またUSTREAMで中継するんだろうなー。
ポスト菅には野田財務相、馬渕前国交相が名乗りを上げてます。
文藝春秋には両者と海江田経産相の寄稿が載ってますな。後で買いに行かねば。
野田財務相はG7との連絡調整やらで多忙を極めていると思いきや寄稿したり代表選出馬を画策してたりと、余程の能力が高くて全てをそつなくこなしているのか、或いは政局ゲームしか眼中にないのか。
■ 菅直人の正体
◇ 党員・サポーター(民主党)
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