日本のホテル業界
所謂、裏とは言わないが表の檜舞台に上らない企業ってのはステータスを求めて何故かホテルをしたがるんですよね。ホテルと言う商売は水商売で中々特異な業界です。バブルが弾けて以降、ホテルはそういう檜舞台に上らない企業や外資系企業に買われてるものとして存在してきました。
三井財閥別荘で有形文化財の箱根・翠松園、全室スイートの熱海ふふ、4室しかない超高級旅館のATAMI 海峯楼はカトープレジャーグループのKPG LUXURY HOTELSが運営してますが、確かラブホテルとして有名なGHPもグループ企業でしたね。
ソラーレホテルズアンドリゾーツは外資系企業として日本で最もホテル数が多い会社です。02年に地産グループが破綻した時にホテル事業のチサンホテルを買い取ったアメリカの企業再生ファンド・ローンスターが立ち上げた会社です。シェラトンホテル札幌なんかもこの会社が持ってますね。
名だたるホテルも最早元々の持ち主から随分と名義が変わってるんでしょうね。福岡でもシーホークホテルはヒルトンホテルになってるしっ。福岡三点セットと言えばホテル、ドーム、ショッピングセンターですがこれも外資に売り払った経緯がありますよね。
九州ではビジネスホテル系は堅調だそうですがシティホテルは苦戦してるようです。旅館も一部を除けばかなり経営が苦しいようで今後も売りに出される所は出てくるんでしょうね。
話は変わって、曰くつきの日本振興銀行が破綻したそうですが発足当時から「?」マーク満載な銀行なんで表に出ない所で色々と大変な会社が出てきそうです。まぁ悪党はずるいので危機回避で資産を移動させてるかな。
@雑記
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