南京の学生が不思議な三輪車を発明
技術の躍進はとどまることを知りませんね。
発信時間: 2008-11-10 | チャイナネット 側面には大きな車輪が2輪、後ろには小さな車輪が1輪。こんな変わった形の車が9日、南京航空航天大学の第11回大学生「科学技術祭り」で登場した。 1リットルのガソリンで300キロ走ることができるこの車は、車体がとても低く、車輪はたったの3輪だけ。運転手は両足をまっすぐ前に伸ばして座り、方向転換は取り付けられたハンドルで行う。 「最初は4輪使用する予定だったが、3輪のほうが摩擦力が小さくなり、ガソリンが節約できる」と話すのは、エネルギー・動力学院の院生で、設計者の一人の徐耀さん。 ガソリンを節約するには、摩擦力を小さくするほかにも、車体の重量を軽くすることが重要だ。「この自動車の構造はとても簡単で後輪駆動。重さは普通の自動車より非常に軽い40キロだ。この自動車の時速は約27キロメートルで、1リットルのガソリンで300キロ走ることができる」徐さんたちは今、戦闘機のようなボディーを製作している。 徐さんと仲間は、1リットルで1000キロを走ることを目標にしているが、この目標を達成するためには、エンジンの改善や排出量の削減、構造の簡素化が必要だ。 「チャイナネット」2008年11月10日 |
中国における科学技術の高さは何度かご紹介しております。
これもすごいですね。色々と突っ込んでしまいたい所があるんですが、とりあえずこの三輪車の画像を・・・。
南京航空航天大学「科学技術祭り」でお目見えした三輪車
洗練された錆びたシャーシにオンロード用と思われる自転車のタイヤ。
このシャーシで40kgもあるのだからきっと何かを内蔵しているに違いない。
時速27kmと安全性にも配慮してある。
すっと伸びた足を宙ぶらりんにブランブランさせているあたりに科学技術とスポーツ大国との融合を思わせます。
さて、1リットルで300キロを走るということですが、300キロというと東京都庁から新潟県庁が315キロほど。
一方、技術後進国日本では、HONDAエコノパワー燃費競技大会というのがあるそうです。
2002年高等学校クラス : 1位 小松原高等学校 自動車部C 1,912km/リットル
2008年中学校クラス : 1位 篠ノ井西中 Creation ▽改 1,049km/リットル
中学生で1リットル1,049キロ走ってるようですが、きっとこの三輪車を製作するにあたって過酷な制限があって単純比較できないんでしょう。
あの先行者を製作した国ですから侮れません。
すると、世界のHONDAに対抗意識を烈火のごとく燃やしている韓国の雄、HYUNDAIが究極のエコカーを作ったとのこと。
日本遅れてるぞー!