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2009
0406
Mon
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戦ミサイル2

北朝鮮が謎の飛翔体を2009/04/05 11:30打ち上げ。

その正体は、







戦ミサイルでしょうか。

国内に被害がなくて良かったですね。



前日には誤報があった訳ですが、国家未曾有の問題とあって敏感になるのは当然で誤報を恐れてちゃ安全保障は守れませぬ。

誤砲じゃないんだからねぇ。

で、野党の反応にはちょっと引いた。


野党、誤発表を一斉批判=「いいかげんな政府」「大失態」

 野党各党は4日、北朝鮮の弾道ミサイル情報に関する政府の誤発表について「いったい(麻生)政権は何をやっているのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などとそろって批判した。徹底した原因究明を求めるとともに、麻生政権の危機管理能力の甘さを追及する方針だ。

 鳩山氏は、大阪府東大阪市での集会で「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。

 共産党の志位和夫委員長は長野市で記者会見し「国民に緊張、不安、混乱を招く。お粗末ということに加え、責任は重い」と非難した。社民党の福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。

 国民新党の亀井久興幹事長は「国民がピリピリしている状況だから、きちんと対応してくれないと困る。無用な混乱を招きかねない」と述べた。 (了)(2009/04/04-18:22)


そりゃ誤報は無いにこしたことは無いです。でも誤報を恐れちゃいけないと思うんですな。

それにしても麗しき瑞穂女史の"先制攻撃"発言にはちょっとビックリ。撃たれていない飛翔体は迎撃できませんので。

問題はこういった脅威に対して日本の防衛体制に問題がある訳です。


誤情報の直接の原因は防衛省の大型レーダーがキャッチした何らかの航跡情報に、空自の担当官が、ありもしない「SEW入感(米軍の早期警戒衛星による熱探知)」という情報をつけ加えたことだ。

 だが、この誤情報が防衛省の中央指揮所へと伝わる過程で、真偽は一切確認されなかった。通常、米軍の早期警戒情報が出れば、空自航空総隊で警報が鳴る。その警報がないのに「SEW入感」の言葉が飛び交う事態に、誰も異常を感じず、「発射」宣言を出した。

(東京新聞)


とあるように、今回の誤報は単純な人的ミス。ただ一方で発射から数分で情報を日本国内にばらまくという体制を敷くにあたって、情報源が米軍からでしか確認できないという防衛上の脆弱さが垣間見える訳です。近代戦は情報戦と言われて久しいんですが日本の防衛は安保条約頼みという砂上の楼閣の上に立ってるんですね。

まぁ政府がいい加減と言うならば、自分らが政権を取った暁には防衛情報は独自に構築でもする気なんでしょうか。政府を批判するより日本国の防衛体制について憂いて欲しいですな。



ミサイルD。


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