山口県光市母子殺害事件、最高裁が2/20に判決。
胸糞が悪くなった事件は未だに終わっておらず、今月判決です。
平成11年の山口県光市母子殺害事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、20年に広島高裁の差し戻し控訴審判決で死刑とされた元少年(30)について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は2月20日に上告審判決を言い渡すことを決めた。
少年法は18歳未満への死刑を禁じており、事件当時、18歳1カ月だった元少年の被告に死刑を選択するかどうかが焦点となる。
死刑選択の際の判断基準とされる「永山基準」に照らし、年齢や更生可能性などに加え、落ち度のない母子2人の命を奪った責任の重さや犯行の残虐さなどを、最高裁が最終的にどう判断するかが注目される。
1審、2審は無期懲役としたが、最高裁は「犯行時の年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」として審理を広島高裁に差し戻した。差し戻し控訴審は殺意の有無や犯行態様などで元少年側の主張が大きく変わった点を踏まえても、「極刑回避の事情はない」として死刑を選択した。
元少年は当初、起訴内容を認めていたが、最初の上告審の途中から殺意と強姦目的を否認し、差し戻し控訴審では「乱暴したのは生き返りの儀式」などと新たな主張を展開。弁護側は1月23日の上告審弁論でも「甘えたい気持ちから被害者に抱きつき、拒否されてパニック状態になった。首を逆手で圧迫しており、殺意はなかった」と傷害致死罪の適用を求めた。
新供述をめぐり、差し戻し控訴審判決は「死刑を免れるための虚偽の弁解」と指摘している。
■光市母子殺害事件
平成11年4月、山口県光市の会社員、本村洋さん方で、妻の弥生さん=当時(23)=が絞殺後に乱暴され、長女の夕夏ちゃん=同11カ月=も殺害されているが見つかった。近所の元少年が逮捕、起訴され、少年に対する死刑適用の是非をめぐり議論を呼んだ。
※事件概要
・アパートで主婦、本村弥生さん(当時23歳)を暴行目的で襲って殺害。遺体を陵辱後、母の遺体に泣きながらはって寄ってくる夕夏ちゃん(同11カ月)を持ち上げて床に叩きつけそれでもなお母の所へ来ようとするところを絞殺。財布を盗んだ。
山口地裁は
(1)犯行時は18歳と30日で発育途上
(2)法廷で涙を浮かべた様子から更生可能性あり
(3)生育環境に同情すべき点あり
などから無期懲役を言い渡した。
※元少年が知人に出した手紙など・「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
・「犬がかわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…罪でしょうか」
・『もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』
・『オレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも』
・(妻子を殺され陵辱され、死刑求める夫に対して)『ま、しゃーないですね今更。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』
※安田弁護士(死刑廃止派)らの意見…弁護団は21人構成・「遺体を強姦したのは、生き返らせるための魔術的儀式」
・「強姦目的じゃなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」
・「(夕夏ちゃんを殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ」
※元少年の質問回答・「赤ちゃんの遺体を押し入れの天袋に隠したのは、ドラえもんが何とかしてくれると思った」
・「赤ちゃんをあやそうと抱いたら、手が滑って頭から落ちた」
・「死んだあとで服を脱がしたのは、女性だったら恥ずかしくて反応するかと思って」
・「精子を女性の体内に入れたら、生き返ると本で読んだ」
何が糞って被告人も糞ですが弁護団も糞です。
ここに名を連ねる弁護士の世話にはなりたくないですな。
仕事柄、民事専門の弁護士とはよく話すんですがこの話になると口が重いですねぇ。