南北統一は彼方へ
北朝鮮のキム・ジョンイル総書記が後継者の息子の為に奔走しとりますな。
移動距離3900km。
高齢なんてなんのその。
息子の為ならえんやこら。
食料問題とエネルギー問題解決のための経済支援が主な目的なんでしょうね。
となると、その見返りはロシアと韓国が結んだガス輸出覚書によるパイプライン事業への協力です。
年間750万トンのガスを30年間輸出するという内容で、これはガスパイプラインが北朝鮮を通過しないと出来ない事業で、通過させるには核問題をクリアしなけりゃならない。
既に背に腹を変えられない北朝鮮はこの事業協力によって経済支援と通過手数料による経済効果は絶大ですね。
中国からはレアアースの開発利権と引き換えにトウモロコシと肥料を確保したキム総書記。
となりゃ、必要無くなるのは韓国との協調路線。
南北経済協力事業として国際観光特区に設定していた金剛山を一方的に破棄したのもそのせいですかね。
金剛山地区の韓国が残している資産整理、並びに韓国側要員の退去を先月、7月29日に宣言したものの、韓国側が此れを無視。期限となる21日午前零時を以って残存している資産の搬出を禁止し、韓国側要員の72時間以内の退去を報じたようです。
南北統一しようもんなら統一に掛かる費用を日本が出すべきだ、とか言い出すのでこのままでよかです。
@雑記
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