ビル寿命が10倍長持ちに!
うちのビルは築23年と36年だっけかな。
大手ゼネコン(総合建設会社)の竹中工務店は21日、従来に比べ、建物の保護効果期間を10倍以上長持ちさせる塗装システムを、化学中堅の東亞合成と共同開発したと発表した。樹脂の改良と、微細加工技術を応用した特殊な塗装を建物に施すことで、老朽化に伴い発生するコンクリート内部の鉄筋の腐食を遅らせることができる。ビルの長寿命化を図る同技術をテコに、新規受注の獲得につなげる。
開発したのは「アクリセプト工法」。竹中工務店によれば、鉄筋コンクリート建物の耐用年数は50年だが、空気中の炭酸ガスの影響で鉄筋が腐食しやすくなり、健全性が失われる恐れがあるという。新システムは、この課題を解決でき、長期的には、建物のメンテナンス費用を低く抑えることができるとしている。
ゼネコンの存在意義ってなんだ、と問われると大型建築物や土木に強くて施工管理能力に長け、多く中小建築会社を下請けに使って建物を建てる会社です。
なので、小さなビルや住宅なんかは手を出さないというか採算ベースに乗りませんね。
もうひとつがこの記事にあるように新工法や新技術を開発する事。
耐用年数ってのは会計上の耐用年数と法定上の耐用年数とあってきちんとメンテナンスしてればもっと使えるんだが、中の配管だとか付帯設備の方が先に逝かれてしまいますね。
鉄筋コンクリートだけで言えば50年くらいは使えるはず。
中には高度成長期には海砂をよく洗わずに使ってたケースがあって全然ダメダメ鉄筋コンクリートってのもあるんで一概には言えませんが。
この新技術は塗膜を貼って炭酸ガスの侵入を防いで鉄筋の腐食を最小限に抑えるという技術で、耐用年数云々より過酷な条件下の建造物に有効ってことかな。
はっ。
50年×10倍長持ち=500年。
だ、だれも生きちゃいないな。会社も。
「ほんとかよ?!」ってなっちゃう・w・
まー耐用年数云々より環境変化に強いって事かなー