倉敷出張
初めて倉敷に行ってきました。新幹線で行ったんですが、新倉敷で降りてJRで行こうと思ったら、博多からだと一旦通り越して岡山まで行った方が良いと言われたんで素直に言う事聞いてみた。2時間ちょっとで到着。
全然なじみの無い土地なので知らなかったんですが、一大干拓地なんですね。
宇喜多忠家の時代から干拓が始まったと言うんで戦国時代以前からですね。
倉敷の語源は「蔵屋敷」だと言われてますが、米蔵が多く建ったのは江戸時代で年貢米の集積地だったからだそうです。実はそれ以前から倉敷と言われたので実は「蔵屋敷」の「蔵」は戦国時代の船蔵屋敷や水夫屋敷だったと言う説が有力だそうです。
その由来の通り、築200~300年の蔵屋敷が建ち並んでました。周りに高層ビルや電柱、看板等が無いのは景観保存されてきたからだそうです。
埋め立てで出来た運河、倉敷川の周辺が美観地区と言われて古い蔵屋敷が建ち並んでます。
蔵は備前焼の店だったり旅館だったり土産物屋、飲食店に改築されてます。そんな旅館に泊まりたいなと思ったんですが高いのでビジネスホテルだったので残念。
美観地区の真ん中に流れる倉敷川ってのは大きくもない2級河川なんですが、写真のように船で往来してもらえます。
この日はちょうど結婚式で新郎新婦が乗ってました。
前日の雨で川が濁ってて残念。
京都、奈良等世界的文化遺産のある土地には空爆が避けられたそうですが、この倉敷にある日本最初の西洋美術館、大原美術館のお陰で空爆から逃れ景観保存ができたんだと倉敷の人が言ってましたね。
その大原美術館にも行ったんですが、有名なモネの「睡連」やピカソ、ゴーギャン、ドガやエル・グレコとそうそうたる絵画が展示されててびっくり。
ピカソの絵皿なんかもあって中々見応えがありました。
しかし、金曜土曜と週末にも関わらず観光客が少なかったなー。もう少し観光客が多くても不思議でないような場所だったのにっ。
キリスト教三大絵画のひとつ受胎告知が置いてあるとかで
外人の観光客も来ます、たしか芸人の水道橋博士が倉敷の老松出身とかw
倉敷なんですかっ!!!!!!
驚いたw
受胎告知も見てきましたよー
美術品の価値はよくわかりませぬが本物ってのはやっぱり迫力満点ですねー!