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2011
0518
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みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が合併

東日本大震災の影で銀行業としては考えられんシステム障害を起こしたみずほたん銀行ですが、頭取退任、2バンク体制見直しをするらしい。

■ みずほ銀・コーポ銀:合併へ システム障害受け、体制を刷新--13年めど

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が、傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行を13年春をめどに合併する方向で検討していることが18日分かった。コーポ銀の佐藤康博頭取(59)がみずほFG社長を兼務する人事体制を6月から先行して導入、みずほ銀、コーポ銀が並立する「2バンク体制」を見直す。みずほ銀で3月の東日本大震災直後に起きた大規模システム障害を受け、抜本的な組織再編で意思決定の迅速化と経営効率化を進める。【井出晋平】

 みずほ銀の西堀利頭取(58)はシステム障害の責任を取って退任。後任の頭取にはみずほFGの塚本隆史社長(60)が就く。週明けの23日にも合併方針や人事案、システム障害の再発防止策などを発表する予定だ。

 人事体制の刷新後、9月にみずほFGの完全子会社になるみずほ証券など含め、みずほ銀とコーポ銀の業務を再編する方針で、今年度から人事部門や企画部門、情報システムなどの統合に着手する。

 みずほグループは、日本興業銀行、第一勧業銀行、富士銀行が経営統合して00年に発足。持ち株会社のみずほFGの傘下に、中小企業・個人取引中心のみずほ銀と、大企業を顧客とするコーポ銀の「2バンク制」を採用。トップをそれぞれ旧第一勧業、旧富士、旧日本興業出身者が分け合う「3トップ体制」の人事慣行が敷かれた。

 しかし、グループ内に二つの中核銀行を抱える非効率な組織体系や、出身行意識を残す人事体制による弊害は他のメガバンクと比べ、持ち株会社の意思決定の遅れや指導力不足が指摘されてきた。

 大震災直後に発生した大規模システム障害では、一時、企業決済や給与振り込みなど116万件(約8300億円)の決済が滞った。みずほは02年にも大規模なシステム障害を起こしており、グループの管理体制への懸念が指摘されていた。再発を防ぐためにもグループ全体の業務再編と企業統治の強化が必要と判断した。

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 ■人物略歴

 ◇佐藤康博氏(さとう・やすひろ)

 東大卒。76年日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)。みずほコーポレート銀行副頭取などを経て09年4月から同行頭取。東京都出身。

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 ■人物略歴

 ◇塚本隆史氏(つかもと・たかし)

 京大卒。74年第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)。同グループ副社長などを経て09年4月から同グループ社長。東京都出身。

毎日新聞 2011年5月18日 東京夕刊

結局、第一勧銀、富士銀行、日本興業銀行の合併時のたすき掛け人事を見るように船頭多くしてなんとやらな状況がシステム障害を起こしたんですね。

富士通、沖電気工業、日立が並列で繋がってるんで処理が遅かったのが3月の障害の原因でしょうね。

ちなみに、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行との住み分けは、

・みずほ銀行:個人、中堅中小企業、地方自治体

・みずほコーポレート銀行:大手法人、金融機関、海外業務

らしい。


二階堂ドットコムさんとこによるとこんな話も。

■ みずほが主力2行傘下へって出てたけど  二階堂ドットコム

*決算⇒貸倒引当金過少見積もりの可能性あり。他行比違和感あり。

*業務純益もじり貧。株価は将来的な会計基準変更(収益計上基準)による業務純益減を織り込みずみの模様。

*再編はそれらのコトを隠蔽するのにも役立つ


↑某役人のメモをエレベーターでのぞき見したらこんな事書いてあった。どきどきしながら盗み見しました。

・・・でも、案の定という所だね。粉飾したらダメだよ(笑)。


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