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2012
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詐欺師・森口尚史と報道機関としてあるまじき誤報をした読売新聞。

恐ろしい世の中になったものです。

経理がさっぱりピーマンな私は蚊帳の外なんですが、先週から本部監査が入ってて何やら不穏である。

出張が重なったりして心身ともに疲労困憊ですね。


そいやノーベル賞を受賞した山中教授に洗濯機を送りつけるというテロを計画中との噂ですが、実行犯が田中眞紀子文科相だとか。恐ろしいですね。

さて、山中教授と言えばiPS細胞研究ですが、折角のiPS細胞という医療分野に水をさす詐欺があったようです。

森口尚史という詐欺師が言うは言うまでも無く、これを鵜呑みにして新聞記事にし続けた読売新聞の報道体制も酷いもんですね。

読売新聞は2年前の平成22年から当該詐欺師の報道を開始してたようです。



2012.10.12 20:47

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用問題で、東京医科歯科大学は12日記者会見し、森口尚史氏と同大がiPS細胞を使ってC型肝炎の治療法を見つけたとする読売新聞の平成22年の記事について、「このような実験及び研究が行われた事実はない」と発表した

 この記事は、同年5月1日付朝刊(大阪版)の「iPS活用 初の創薬」という記事。ヒトのiPS細胞などを使って、C型肝炎を治療する効果的で副作用も少ない薬の組み合わせを見つけ出すことに、森口氏と同大が成功したと伝えた。


この時から森口尚史を鵜呑みにして裏取りをしてなかったという事ですね。

で、今年に入って9月19日に森口尚史から読売新聞記者へiPS細胞の臨床応用についての取材を持ちかけられたようです。


2012年*9月19日 読売記者が森口と会いiPS細胞臨床応用の取材を持ちかけられる。

2012年10月*1日 森口が記者に論文草稿と細胞移植手術の動画をメールで配信。論文は科学誌「ネイチャー・プロトコルズ」に投稿したと説明。当然、掲載の記録なし。

2012年10月*4日 東京大学医学部附属病院会議室で森口より詳細取材。6時間取材し、今年2月に重度の心不全患者(34歳)にiPS細胞から作った細胞を移植してうまくいった、と説明している。

2012年10月*5日 記者が読売医学担当次長へ取材報告。

2012年10月*9日 次長が部長へ概要報告。

2012年10月11日 読売新聞が朝刊で「iPS心筋を移植 初の臨床応用」と報道。「この治療に関する研究費は1億5000万。起業投資家から集めた。」「この画期的治療法をニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議で発表する。その為にニューヨークに来ている」「ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学で機械工学を学ぶ大学院生5人ほどで研究し、心筋細胞の増殖に必要な「過冷却技術」を提供。この治療に関係する研究費用の調達を一手に担った。」

2012年10月11日 同日、夕刊で「死の間際 iPSしかなかった」と報道。「ハーバード大の森口尚史客員講師らが6人の患者に移植治療を行った」

2012年10月11日 ノーベル賞を受賞した山中教授「ありえない」との見解。

2012年10月11日 ロックフェラー大で開催予定の学会で研究内容に疑問があると森口のポスターなどを撤去。

2012年10月11日 ハーバード大学「森口博士の研究に関連する如何なる臨床研究もハーバード大学及びマサチューセッツ総合病院の倫理委員会で商人されていない」


って、事でオカシイんじゃない?と疑問を持った人々が調べたら酷いものだった。



また、森口への人物肩書等にも虚偽が見つかってるようで内容が酷い。ちょっと調べりゃわかるんじゃないのかね。



嘘)東京医科歯科大学医学部卒

正)同大学看護卒


嘘)東京大学で学位取得

正)看護師免許取得


嘘)東京医科歯科大学、マサチューセッツ総合病院、東大病院で多数難治手術を執刀

正)東京医科歯科大学、東大でパート研究補助員。研究補助員は実験は行わずにデータ入力等の事務処理が主業務。助教授として4年の勤務経験はある。


嘘)ハーバード大学医学部客員講師 兼 東京大学教授

正)ハーバード大学へは観光ビザで聴講生の経験あり。


嘘)日本とアメリカで医師免許を持っているカリスマ医師

正)東大病院形成外科で時給940円の研究補助員としてパート勤務



と言う事らしい。

こういう経歴の人なんですが、補助金やら人件費やらが出てたようですね。



2012年10月17日

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療の大半をうそと認めた森口尚史氏に、16日の閣議後の会見で閣僚から発言が相次いだ。三井辨雄厚生労働相は、森口氏が関わった厚労省の研究について「当時の主任研究者に研究内容を確認しているところだ。なるべく早く調査結果をまとめたい」と述べた。森口氏は98~06年度、厚労省の科学研究費補助金を受けた研究3件に分担研究者として参加。補助金は総額約4900万円だった。

 前原誠司科学技術政策担当相は、内閣府の研究支援事業から、森口氏の人件費として11年3月~12年9月に967万円が支払われていたとし「支出の中身が適切だったのか調査を進めたい」とした。田中真紀子文部科学相は、国の補助金について「(対象)人物の信ぴょう性もチェックしないと、このようなことがほかでも起こっているかも。厳格な管理が大事だと感じている」と述べた。



医療問題で虚言。それを鵜呑みにトップ記事。

マスコミって何なのでしょう。


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